いつか、また乗りたい車、光岡のViewt(ビュート)。
結婚してから13年目、今の車は3台目になります。
光岡のビュート→ワーゲンのトゥーラン(中古)→ワーゲンのパサート(中古)という、よく分からない、脈絡のない感じで車を乗り換えてきました。
そもそも、わたしたち夫婦は、車にあまり興味がありません。
車選びは、おそらく夫が主導するケースが圧倒的に多いはず。
我が家では、夫が免許を取得したのは5年前。転勤して2か月ほどあった単身赴任期間に教習所に通い、40歳手前で初めて取得しました。
それまでは身分証明書を持参してなくて、TSUTAYAのカードも作りにくかったほど。
夫が免許証を手に入れるまでの8年は、わたしがドライバーとして運転を担ってきました。
運転しない夫と、興味のない妻の組み合わせなので、車選びに明確な指針がありません。
とはいえ、我が家は、「デザインがなんとなく好みで、家族5人が余裕で乗れて、キャンプにも行けて、でもそんなにお金はかけたくない」という、軸がないわりには、そこそこ面倒くさい条件をきちんと持っているタイプ。
今まで3台しか乗っていませんが、圧倒的に満足して乗っていたのは、最初のビュートでした。
ビュートについて、一方的な想いを撒き散らしているので、こんな車が存在していることを、これからの車選びの参考にしていただけると嬉しいです。かなり特殊な車ですが 笑
外観は往年のジャガーな、光岡のViewt(ビュート)
ビュートは、夫の父から譲ってもらいました。10年経過しているものの、4万キロくらいしか走っておらず、状態は良好でした。
ところで、ビュートって、ご存知ですか?
一言で言うと、「外観は、往年のジャガー、中身は日産のマーチ」な車です。
雑な説明をすると、ベースのマーチの上に、プラモデルみたいに、ジャガーの型をはめているような‥
なので、見た目はオールドカーなのに、中身はAT限定にも優しいマーチなんです。
小回りはきくし、壊れないし、車検も安い!
走りには興味がないけど、普通の車だと、あんまり楽しくないという、うちの夫婦にはうってつけの車でした。
友だちの子どもも、「(トーマスの)トップハムハット卿の車だ」と喜んでくれたけど、うちの夫婦も、同じレベルで、ビュートの存在を愛おしく思っていました。
特別仕様車だったので、内装は、赤いシートにウッドパネル。レトロ感満載のアナログ時計をはじめ、乗っていて、嫌なところはほとんどありませんでした。
トランクと目立つことが、難点?
とはいえ、ビュート愛をもってしても、トランクの開け閉めだけは、ちょっと面倒でした。
とっても狭いトランク。
重いドアを開けて、いちいちつっかえ棒を立てないと、ドアが固定しない。自動開閉する部屋のドアにストッパーをつけなければいけない状況。
今となっては、それも懐かしいですが、子供たちが赤子と幼児の頃は、トランクだけはなんとかしてほしいと思っていました。(今のビュートは多分そんなことになってないはず)
あとは、「昨日、あそこの本屋さんにいたよね?」みたいな感じで、知り合いにすぐに気づかれるところが、難点でしょうか。
見た目にインパクトがある上に、他県ナンバーだったので、すぐに誰の車なのか分かったようです。
うちはそうでもないですが、車の身元がバレバレなのは、嫌な人にとっては、とっても嫌なのかもしれない、と思ったことがあります。
2年ほど前、当時乗っていたトゥーランが壊れて、買い替えを会社の後輩に相談していた時、
後輩)「マツダ車、どうですか?」
わたし)「広島でマツダに乗っていると、駐車場で迷ったりして、わからなくなるでしょ」
広島ではマツダのシェアがすごいんです。お膝元なので。
後輩)「いや、今の若い子は、目立ちたくないから、あえてマツダ選ぶんですよ」
そうなんですね!そうなんですかね?
ビュートはとっても目立つ車ですが、わたしにとっては、今でもスペシャルな存在。
探したら、当時乗っていた特別仕様車が、カーセンサーの中古でありました。
あぁ、いつか、これにまた乗りたい!