衣食住の実験ノート

衣食住や育児にまつわることを、いろいろ試して、考察しています

あがくとどうなるのか見てみたい

10年ほど前の自分が写った写真を偶然見つけ、「30歳かぁー」と思うと同時に、「どうやら、確実に老けてきている」という事実を認めないわけにはいかなくなりました。 “30歳のわたし”より、“今のわたし(42歳)”のほうが、わたし的には好感を持っているのです…

新しいコートに灯油

今週のお題「大人になったなと感じるとき」 セールで20%オフになっていた、一週間前に買ったコートを着て、灯油を補充しに出かけたのは、寒波が到来した土曜の夕方。“灯油の給油”と“新しいコート”の相性が悪いのは、わたしにも分かっていました。 なのですが…

お正月帰省問題

コロナ禍で、「実家に帰らないお正月」を初めて過ごしました。 初めての主導権を握ってのお正月準備。実家みたいに大層なおせちを作らないにしても、 それなりのものを用意して、一応「お正月」としての体裁を整えたいところです。 しかし、子どもが休みの中…

語呂合わせ、GoToとゴトウ

通り過ぎたレクサスのナンバープレートが「1129」だった。 重厚感、高級感みなぎるレクサスと、“いい肉”のナンバープレートのコントラストたるや! わたしがレクサスオーナーだったら、誕生日でも1129ってつけれないわ。誕生日だったら、1日無意味にずらして…

金継ぎに失敗する

欠けた器が大量にあるので、金継ぎを試してみました。 欠けた器って、なんだか物悲しいものです。使えないことはないんだけど、欠けたフチについ目がいってしまう。己の生活のぞんざいな感じを突きつけられている気がします。 秋のはじまりごろ、「クロワッ…

一度くらい暗い壁紙の部屋に住んでもいいかも

うちのLDKの壁紙は、白くて、(傷や汚れが目立たないように)ちょっとボコボコした仕様の、賃貸でよく見かけるタイプの壁紙でした。 引っ越してきた5年前の時点で、白い壁紙は、すでにそれなりのくたびれた具合(写真では目立ちませんが)。 そして5年の月日…

米のとぎ汁について考える。

最近、会った人についつい言ってしまう問題があって、それは何かというと、「米のとぎ汁問題」です。 10年くらい前、息子が通っていたエコな保育園のエコな調理師のおばちゃんが「米のとぎ汁を栄養がてら観葉植物にやってるよー」と言っておられました。 そ…

今年の買い物を振り返ってみる 〜日用品

2020年の日用品ランキング、我が家のナンバーワンは、「箸」でした。 わたしは、長年箸を求めていました。 13年前に結婚してから、ちょっとしたライフスタイルショップで、それなりの価格(1500円くらい)の箸を買っては満足せず、買っては満足せずの繰り返…

「阿修羅のごとく」のテーマ曲が頭に鳴り響く

向田邦子は容赦ない。 NHKオンデマンドでドラマの「阿修羅のごとく」を一気に視聴した。 www.nhk-ondemand.jp 恐ろしいなと思ったのが、パート2の第1話の母の形見分けのシーン。 パート1は、昭和の良妻賢母を絵に描いたような母が、父の浮気相手のマンショ…

おしゃれなアームカバー について考えてみる

少し涼しくなったこのタイミングに、いまさらながら紫外線対策のアームカバーについて、思うところを。 年々強まる紫外線、上昇する気温。車、自転車などのちょっとした移動の時に、アームカバー をするようになった。 カーディガンやユニクロのUVカットパー…

140㎡6LDKに住んで5年半

今の築41年の賃貸マンションに住んで、5年半が過ぎようとしている。 今回は、5人家族で住んでいても、未だうまく使いこなせていない ウォークインクローゼットがない代わりに、着物用の桐の収納箪笥が造り付けられている という、不思議な物件についてご紹介…

「なぜ君は総理大臣になれないのか」と安倍総理の退陣

8月上旬に、「なぜ君は総理大臣になれないのか」のオンライン上映会があると、知り合いから連絡がきた。 朝日新聞で何度か取り上げられていた「なぜ君は総理大臣になれないのか」。 監督は大島渚の息子の大島新。民主党で立候補した小川淳也のドキュメンタリ…

予算設定の呪縛

ある商品に対して、勝手に予算を設定をする癖がある。夏なら、きゅうりは3本で150円までで、198円になると買わない、とか 子どもの靴下は一足300円までとか、大皿以外の器は1枚2500円までとか。。 きゅうりの「価格設定」の根拠は、安い時で3本100円なのだか…

おリバティ

リバティプリントのことを、うちでは「おリバテイ」と呼んでいる。 使用方法は、「そのバッグ、まさか、おリバティ?」みたいな感じ。 もちろん、これは丁寧語の「お」だけど、「お!リバティ」といった感嘆のニュアンスも少なからず入っている。 なぜ、丁寧…

切って、染めて、服と付き合う

ここ数年、ワンピースの出番が、どんどん少なくなっている。特に、膝丈のワンピース。 膝丈は、難しい。 下にレギンスやパンツを履けばいいのかもしれないが、わたしはそういう重ね着が苦手。夏は暑いし。 ならば素足でとなると、露出している面積が多すぎる…

ぐちゃぐちゃの買い物の記録

二週間ほど前、セールで服を買った。 40%オフのワンピース。 欲しいものリストに入っていたものでもなく、もっと言えば、服が欲しい気分でもなかった。 インテリアのショップのインスタを見ていたら、素敵なイッケンドルフのガラスポットがあった。 shop.orn…

白髪の出現

この1年で、わたしの髪に対する自己認識は大きく変容した。 きっかけは、白髪の出現。 30代後半になって、周囲は白髪染めに行く行かないで盛り上がっていた。わたしは、生まれてこの方、自分の頭皮から白髪を発見したことがなく、髪についてだけは、ちょっと…

 41歳の「毎日していること」リスト

8月に入っても、夏休みじゃない不思議な夏。 子どもたちは損した気持ちになっているようで、文句を言いながら、マスクをつけて登校していく。 「でも3ヶ月間休校だったよね、そう考えると得してると言えなくもないんじゃない?」となぐさめるけど、数ヶ月前…

7月に読んだ本。久しぶりに悪夢を見た衝撃的な一冊。

紫陽花は昨日剪定しました。もうちょっと見たかったけど、来年の花付きのためにも、 このタイミングで。紫陽花は、剪定する頃には、グリーンにピンクが差して風情のある色合いに。 活字中毒の端っこに属していると思う。「何もしないで過ごす」ということが…

7月に買った不要不急のもの、あれこれ

買い物が好きだ。 知り合いの一人は、「高校生の頃から着ているシャツ」(40歳なので、22年は着ているということだね)や「おばあちゃんから、小さい頃にもらった鏡」など、身の回りの物を、自分でアンティークや古着にできる才能がある。 彼女を見ていると…

色黒に生まれて

美白化粧品の誕生は、1988年だそう。コウジ菌が美白成分として認められたのが始まりで、それから30年以上、「美白」という概念は美容界に君臨し続けている。 当時10歳のわたしは、残念ながら、どう見積もっても色黒だ。日焼けしやすく、それなりに注意してい…

離乳食遍歴 マクロビ、野口整体を経て

うちには3人の子どもがいます。一人目を29歳で出産し、三人目は35歳。その6年の間には、わたしの中でもいろいろな変化があり、育児のやり方も、やっぱり違ったものになっています。 「同じように育てたのに・・・」と言いながら、姉妹の違いについて不思議…

羽釜、使用歴8年目の感想。アウトドア、持ち寄り会でも絶賛活躍中。

うちの炊飯アイテムは、「羽釜」です。 スイッチ一つの便利な炊飯器ではなく、火加減が面倒そうな羽釜を選ぶなんて、「丁寧な暮らし」の住民だと思われがちですが、わたしが羽釜を選んだのは、4合炊きで8000円という経済的な理由からでした。 安さに惹かれて…

「夫の週末家事に求めているもの」を考えてみて、わかったこと

夫には、週末にいくつかの家事を担当していただいている。どうしても「いただいている」という感じは拭えない。 妻が夫に求める家事は、「もっとこうしてほしい」となりがちで、以前のわたしもそうだった。なのに、希望を伝えて機嫌が悪くなられるのも嫌。世…

41歳、やけどの跡が気にならない「寂しさと嬉しさ」について考える

やけどをして、かなり大きな跡が右腕に残ってしまった。 2週間ほど前の朝、ぼんやりしていたら、持っていたスチームアイロンを落とした。 うちのやけどケアは、たいてい「自家製ビワの葉エキス」のみで済ます(ビワの葉を焼酎でつけただけのもの。簡単だけど…

いつか、また乗りたい車、光岡のViewt(ビュート)。

光岡のviewt。いつかまた乗りたい。 シートは赤のレザーです。 結婚してから13年目、今の車は3台目になります。 光岡のビュート→ワーゲンのトゥーラン(中古)→ワーゲンのパサート(中古)という、よく分からない、脈絡のない感じで車を乗り換えてきました。…

せめてもの「マスク袋」と庭師のお墨付き「ブラックベリー」

マスク袋用に、小さな巾着を作った。アンティークリボンをあしらって、 ひもにはベルベットリボンを使用。 小学校が始まって、給食のマスク袋とは別に、予備のマスクをいれておく「マスク袋」が必要になった。 せめてもと、かわいいマスク袋を作ってみた。 …

「親も」楽しめるボードゲーム

麻雀ができると就活をパスしたくらい、生粋のアナログゲーム好きです。 今は、子どもと「わたしが」好きなボードゲームを楽しんでいます。 ここでは、「親も」楽しめるボードゲームを紹介します。 ちなみに、中1長男は、ボードゲームの方が楽しいようで、こ…

「性教育は、小学校3年までに」と言われても。

性教育って、どうやら家でやらなければいけないものになってきている? 中1から小1まで3人の子供にどうしたら伝えられるのか、我が家の性教育の試行錯誤のあれこれ。

エプロン論

エプロンをする理由、今回作ったソレイアードのエプロンの話、エプロンコレクション、エプロンのソーイング本、エプロンにまつわる勝手な思いをまとめたエプロン論です。