衣食住の実験ノート

衣食住や育児にまつわることを、いろいろ試して、考察しています

本棚と、最近読んだ本のあれこれ

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LDKから本棚のある和室が一続きなので、本棚のあるこの景色が、視界に飛び込んでくる。

この本棚を抱えての引越しは、4回目。15年前くらいに買ったKOKUYOの業務用。

 

この前、NHKラジオの「飛ぶ教室」を聴いていたら、

“本は持っているだけでいい。いつか読む時のために、本棚に置いてあればいい”

高橋源一郎さんが、そんなことを、阿佐ヶ谷書庫などを設計した建築家の堀部安嗣さんと語っていた。

 

世のミニマリズムの流れに乗って、処分しようと思っていた、長らく読んでいない、存在さえも忘れてしまった本も、とりあえず取っておこうかな、と思い直す。

そのうち子どもが読むかもしれないし、また読みたくなるかもしれないし。

歳をとると、同じ本でも全然印象が変わることもあるし、(記憶力の低下から)前に読んだ本も全く内容を覚えていなかったりして、新鮮な気持ちで読めたりするし。

 

6月は、本をたくさん買った。

 

朝日新聞の土曜に掲載されている本紹介ページで見た、バリー・ユアグローの「ボッティチェリ 疫病時代の寓話」。

 

アメリカ在住の作家・バリー・ユアグローが、2020年4月5日から5月11日にかけて、都市封鎖状態の続くニューヨークから翻訳家・柴田元幸に送った12の超短篇をまとめた本」

という説明を読んだだけで、これは手元に置いておかなくてはと思った。

 

後になってこの本の表紙を見ただけで、2020年の春に起こった、いろいろなことを思い出すかもしれない。読まなくても所有しておかないとと、土曜の朝っぱらからネットで注文した。

 

 

 

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ボティチェリの「疫病時代の寓話」。尾道の「本と音楽 紙片」から届いた。

ポストカードもメッセージも、こんな感じに

たまたま在庫があったのが、尾道の「紙片」という本屋さん。丁寧に梱包されて、我が家にやってきた。 

 

朝っぱらから本を注文した翌日の日曜に、広島の本川町にある

READAN DEAT リーダンディートという本屋さんにぷらりと行って、また本を買う。

 

夫は、前に住んでいた富山のことが書かれた「どこにでもある どこかになる前に」、

わたしは、「甘い服」というソーイング本。前からいい本だなと思っていたけど、本格的に夏がくる前のこの時期に、小さな本屋さんで手に取ると、これは、今が買い時だなのだと思った。

 

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脈絡のない、ここ最近読んだ本。

読む本がたくさん控えている状態、それだけで十分だったりする。

あとは、「おうち性教育はじめます」。うちは中1男子、小5、小1女子がいて、上手にいろんなことを伝えられていない。さすがに「コウノトリ」を持ち出しはしないが、近い言葉で濁している。

 

親に勿体ぶって言われても嫌だろうけど、自分の体のために必要な知識が、今の学校教育ではカバーできていないし、知らないと妄想は募るし。。とりあえず、わたしが勉強してみます。